すべてのよみもの
革としての飛騨牛のブランド化を目指しつづける|HIDA Calf
自然の中で徹底した管理の元、育てられる飛騨牛。飛騨牛は今や全国有数のブランド和牛として認知されている。その味を知ることは飛騨の旅の醍醐味と言っても過言ではない。 今回伺ったのはその飛騨牛から生まれる「飛騨牛革」の専門店「HIDA Calf」。食べるだけでなく、革製品として飛騨牛のブランド化を目指して、その在り方を伺った。
森を育てることから始まった循環型ものづくり|Oak Village
天然木や国産材を使い、長く使ってもらえるものを作る。そして、木を扱うものとして、森を敬うこと。創業者である5人の若者から始まったオークヴィレッジ。5人の理念を受け継ぎ今もなお、森と共生しながらモノづくりをしている。彼らのこだわりのモノづくりを知るために、自然豊かな美しい森の中の工房へ足を運んだ。
伝統が切り開く新たな文化|飛騨さしこ
「飛騨さしこ」は、「日常の中の芸術」と謳われる伝統民芸の技。この工芸が生まれた背景には、飛騨の厳しい自然環境がある。伝統の技術が失われる危機に直面しながらも現在まで生き残り、新たな展開も予感させる今日の「飛騨さしこ」。その魅力を伺った。
飛騨匠の技を今に受け継ぐ。伝統を未来に拓く|日進木工
飛騨地域は、日本各地の有名な社寺仏閣を建立してきた優秀な職人集団を輩出してきた。その背景にあったのは、豊富な森林と良質な木材が豊富に採れたことがあげられる。そして木材をあやつる技術は、近年良質な家具作りに活かされ、新たな価値を生んでいる。そんな飛騨の木工の今を知ろうと、日進木工に伺った。
森と人の未来を育む国産アロマオイル|yuica
岐阜県高山市は、その面積の90%を森林が占める「森の街」でもある。そんな豊かな木々を生かして発展したのが木工で、世界的にもファンが多い。そんな木工から派生して生まれた飛騨の森から採れたアロマオイル。なつかしい空気と生命の息吹を感じる特別な場所で、人と自然が生み出すプロダクトについて伺うことができた。
飛騨の匠の技術を転換し、木の恵みを使い切る|飛騨産業
「私たちのコンセプトである『木の恵みを使いきる』活動の一環として、エッセンシャルオイルの抽出、研究にも挑戦することを決めました。エッセンシャルオイルを通して、日本の木を使うことに触れていただいて、日本の山の問題を知り、興味を持っていただけると嬉しい。」大正9年創業の飛騨産業(株)(当時:中央木工株式会社)は飛騨で最も古い家具メーカーであり、飛騨のものづくり産業を支えるため、森や木と向き合いながら今日まで歩んできた。
土地の記憶を種がつむぐ。飛騨の風土を凝縮した野菜を作りつづける|野村農園
高山市国府町に江戸時代から農業を続ける野村農園。ここでは飛騨の伝統野菜をはじめ、イタリアやフランスの西洋野菜など年間200種類ほどの野菜が育てられている。 野村農園の野菜づくりは、除草剤などの農薬や化学肥料を使わない。その環境に集まってくる、カエルや鳥、ミミズ、微生物たちの力を借りて、野菜づくりに取り組んでいる。さらに、無数の野草や雑草、木の根っこ、野菜の破片を土の中に入れ込み、様々な有機質の入った土づくりにこだわる。できるだけ自然に近い形で野菜を作るその姿勢には、食べる人や環境にできるだけ優しく、そして野菜本来の味わいを届けたいという彼らの強い思いがある。
これぞ日本の香辛料。奥飛騨の鮮烈な香りとシャープな痺れを味わう。|飛騨山椒
日本の四季のうつろいと共に、そこから生まれる山の恵み。焼岳や槍ヶ岳を望むことができる、自然豊かな場所、奥飛騨。澄んだ空気にはぐくまれた、飛騨特有の山椒の香りと味わいをご紹介。
飛騨牛に向き合い続けおおよそ50年。築きあげてきた調理法を貫く飛騨牛専門店|キッチン飛騨
飛騨牛という名前が生まれたのは昭和60年代のこと。淡いピンクの霜降りと、ジューシーな味わいが評価されている。今もなお、飛騨旅行の醍醐味として、観光に訪れる人々にその美味しさを広めている。 キッチン飛騨では、主にA5、A4等級の牛肉を使ったステーキをお客様に提供している。飛騨牛の美味しさを引き出すことに真摯に向き合い続け、おおよそ50年もの間生産者とお客様を繋げる架け橋を担い続けてきたキッチン飛騨訪問した。
飛騨の風土を生かし、女性らしい感性を表現し続けるトマト農園|寺田農園
「農業をやることに全く抵抗はなかったですね。むしろ、初めてのことがたくさんですごく興味深かったです。自然の中で仕事ができることに喜びを感じていました。両親を安心させるためにも、絶対に楽しんで、かっこよくやろうと思っていました。」そう話すのは、高山市丹生川町にある株式会社寺田農園の寺田真由美社長。若かりし頃農家へと嫁いだ彼女の、「女性だからこそできる農業」に対するこれまでの思いと、これからの未来についてお話しを伺った。
地域を活性させる。北アルプスの雪解け水で育ったお米|まんま農場
奥穂高岳や西穂高岳など北アルプスを望むことができる、高山市上宝町。お米のコンクールで数々の賞を受賞している「まんま農場」。北アルプスから湧き出る澄んだ雪解け水で作られたお米は全国にファンも多い。彼らの米作りへの想いを知るために、高山市から約1時間、峠道を越えて上宝町へ向かった。
懐かしい味を作りつづけて100年。地元素材にこだわった、素朴な味噌煎餅|井之廣製菓舗
飛騨市古川町。年に一度の古川祭ではさらし姿の男たちが大太鼓を乗せた櫓を担ぎ、大きな音を鳴らしながら町を巡る「起こし太鼓」でも有名な街である。古川町弐ノ町通りの一角、味噌煎餅をつくり続けて100年の井之廣製菓舗がある。飛騨の懐かしい味を作り続ける老舗のこだわりを探る。
自然の力を最大限に引き出す自然栽培の野菜たち|よしま農園
自然栽培とは、無農薬・無堆肥・無肥料で育てられた野菜のこと。飛騨の風土を生かしながら、野菜と土がもつ本来の力だけで野菜を育てている。人々の心に響く野菜をつくり続けるよしま農園の想い。
地元で50年愛される「青のほうじ茶」とは|まつの茶舗
飛騨高山の商店街にて「青のほうじ茶」を作り続けるまつの茶舗。自家焙煎により一般的なほうじ茶とは全く異なる色合いと繊細な味わいを作り続けて50年。その歩みを伺った。
フランス伝承技法で作る至極のシャルキュトリー|キュルノンチュエ
1998年創業、高山市清見町にあるシャルキュトリー専門店。シャルキュトリーとはフランス語でハムやソーセージなど「加工肉」のことを指す。フランス伝承の技法を受け継ぎ、飛騨高山にて生まれるシャルキュトリーたち。そのこだわりに迫る。