その他のよみもの
飛騨高山で暮らす、つくりて達の物語
飛騨の女性たちの手仕事からうまれた本舗飛騨さしこのふきんです。
さしこが施してあるから、丈夫になる
さしこは寒い地域でものが少ない時代に、当時貴重だった布をできるだけ長く大切つかうためにしてきた手仕事。今でも職人さんたちがひと針ひと針手で糸を縫い付けています。糸を縫い付けることにより、生地が強くなり、丈夫になります。
玉止めをせず、返し縫いをして糸の始末をするので裏面も大変美しいです。
美しい幾何学模様にも意味がある
吉祥紋様と呼ばれる自然界から生まれた縁起のよい模様が縫い付けられています。
左上から時計まわりに
七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)
無限に連鎖する平和や円満を意味する輪の交叉から成る文様のため、「世界中の財宝」と、「無限の子孫繁栄」を表す吉祥紋として家紋・屏風の裏紙の模様などに用いられた。
つづき山形(つづきやまがた)
山の斜面を登るようにジグザクの線で表された文様で、山形が3つ以上連なったものをいいます。能装束や小袖の地紋にも使われ、横段の柄に対し縦柄になり、裾模様などに用いられています。
青海波(せいがいは)
海の波のうねりをかたどった模様。
古くからあり、雅楽《青海波》の舞人の装束の模様に定められている。
吉祥模様の一つとして広く衣料に応用。
麻の葉(あさのは)
麻のようにまっすぐ丈夫に育つように、多くの人と繋がって生きていけるように、との思いが込められており、赤ちゃんの産着に用いられました。
よく見ると糸がちょっと膨らんでいたり、少し曲がっていたり、手仕事ならではの愛嬌があります。
使ってこそ生きる「生活の中の芸術」
飛騨さしこのふきんを暮らしの中で使う。手作りの品に汚れがついてしまっても、それがまた味わいになり、水を吸って馴染むことでさらに使いやすくなったりする。この経験は、日常で使ってこそ生きる「生活の中の芸術」なのです。
「ふきんは丈夫なのでガシガシ使ってもらって大丈夫ですよ。キッチンにかけてあるだけでもインテリアとして、かわいいですよね。」と、飛騨さしこの和田さん。
ラッピングについて
プチギフトとしても喜ばれる、飛騨さしこのふきん。個別ラッピングご希望の場合は「包装紙・リボン(150円)をご選択ください。
※こちらの商品は透明の袋に入れて、リボンをつけてのお渡しとなります。予めご了承ください。
|商品詳細|
【商品名】 さしこふきん(井柄)
【生産者】 飛騨さしこ
【サイズ】 35cm × 35cm
【カラー】赤
飛騨高山で暮らす、つくりて達の物語